生きていると、いろいろな事が起こります。
いいこともありますが、悪いこともあります。
いいことはあまりなくて、悪いことの方が多いって思う人が多数を占めているかもしれません。
そういうとき、どうしたらいいのでしょうか?
”人生”って言うとおおげさのようですが、私達”人”が”生きる”ことを人生っていいますから全くおおげさではありません。
人生辛いときの乗り越え方を1つ紹介します。
私も過去を振り返って、1つ目の選択肢を選ぶとだいたい不幸になりました。2つ目の選択肢をえらぶとだいたい幸せになりました。白黒つきにくいので”だいたい”ですが、”だいたい”そうなります。
記事を書きながら、自分自身に「これを忘れたらダメだよ」と言い聞かせている面もあります。
宿題終わってないー、友達とケンカしたー、先生に怒られたー、もうやだー。
大丈夫?
すぴー。
電池が切れたわね・・
人生辛いときの乗り越え方~2つの選択~
例えば、友達と大ゲンカしたとします。
”友達と大ゲンカ”というと子供のこと?と思われるかもしれませんが、大人も子どもも同じです。
子どもはよくケンカする、でも大人もよくケンカします。お年寄りもケンカします。赤ちゃんもケンカします。現れている部分が違うだけで、みんなケンカします。
今日教室内で大ゲンカしちゃった。あいつが悪い!ぜったい許さない!
あらら、ケガなかった?
壁に頭ぶつけてちょっとたんこぶだけ。明日仕返ししてやる!
歩海のような会話はよく聞きます。上の会話の要点をまとめると、
- 自分は悪くない、あいつが悪い
です。相手がぶってきたのであれば、そこは直してほしいところではありますが、
”自分は100%悪くない”は正しいのでしょうか?
ケンカの原因はなに?
ちょっとからかっただけだよ。ハゲって。なのにぶってきた。
あんたねぇ~~!!
ケンカするとき、”100%相手が悪い”ということはまずありません。お互いに正しい部分もあるし、間違っている部分もあります。
- ハゲって、悪口を言ったのは歩海が悪い
- ぶってきたのは、相手の子が悪い
かんたんに0点、100点で片付けることができない問題です。どうしても感情的になっていると自分の行動が見えなくなっていて、相手のことばかり責めてしまいます。
ここで、自分の心にまかせて「相手が悪い、相手が悪い」と思い続ける・言い続けるとそれは破滅の道へと続いています。(これが1つめの選択)
一度気持ちを落ち着けて、なにがあったか整理してみましょう。
- 友達に話を聞いてもらう(グチだけで終わらないようにね)
- 1人のときは紙に書き出す
と整理ができます。
ぶつのも良くないけど、悪口言うのもよくないわよね。
うーん。確かに・・。
相手の悪いところ、自分の悪いところが整理できたら、まず最初にするべきは何でしょうか?
この流れだと、自分が悪口言わないことかな。
そうね。でもなんでか分かる?
理由なんてあるの??
2つ理由があります。
- 相手の行動を変えることはとても難しいから。(自分の行動は心がけ次第ですぐに変えられる)
- 自分の行動を変えれば、自分が幸せになるから
本当に??と思う人はやってみて下さい。
よって2つめの選択は、自分の悪いところを見つけたらそこを直す(このとき、相手の行動はどうでもいい)。これは幸せの道へとつながっています。
まとめると次のようになります。
②幸せの道:自分の行動を変える
あなたはどちらを選択しますか?
人生辛いときの乗り越え方~それでも気がすまない時~
それでも、許せない!ひどい!なんて思うことはよくあります。
何かしら理由を引っ張ってきて相手を悪者にします。
悪口言うより、ぶつほうが良くないと思う!
相手が悪いと思うのは「自分は相手よりもいい人間だ」という思いが根底にあるからではないでしょうか?
あなたは
- 兄弟をぶったことはありませんか?
- 親にひどいことを言ったことはありませんか?
- あの人いなくなっちゃえばいいのに、そんなことを思ったことありませんか?
「身体でも、口でも、心でも悪いことを全くしたことがない」という人がいれば、それは自分の姿が見えていないことの裏返しです。
そういう自分の姿がわかると、なんにも考えずに相手が悪い、相手が悪いとは言えないです。
(ぶたれたのはイヤだったよ、と伝えるのは必要だとは思いますが)
人生辛いときの乗り越え方~それでもそれでも気がすまない時~
まぁそうは言いましても、毎度毎度ガマンを重ねると、後で大噴火するのが結構怖いです。
ずーっとガマンして、あるときキレてしまって大事件!これは更によくないですから、たまにはグチをいうのも必要かもしれません。
おならも小出しにすると、
- スー、スー、スー、ぷっ(あ、やべ・・)
微調整がなかなか大変ですね。
ため込むと
- ブフォ~~~!
爆発音と異臭騒ぎで半径2mくらいの自爆テロが起きます。
一言でいうと息抜きです。
陸上でも”インターバル”という走り方があります。
全力で走る→ゆっくり走る→全力ではしる→ゆっくり走る
を繰り返す走り方です。
私は高校時代陸上部にいましたが、ほとんどビリを走っていたので、最初はインターバル出来ても最後はぜんぶゆっくりになっていました。
ずーっと全力で走り続けるよりも、たまに休息を入れたほうが長く走れるし、持久力もつきます。
それは生きる上でも言えることかもしれませんね。
人生辛いときの乗り越え方のまとめ
この記事では、
- 人生辛いときの乗り越え方~2つの選択~
- 人生辛いときの乗り越え方~それでも気がすまない時~
- 人生辛いときの乗り越え方~それでもそれでも気がすまない時~
を紹介しました。
- 相手を殺して自分だけ生き残る←これは生存競争では致し方ない面もありますが、上策ではありません
- 相手を助けて自分を殺す←これはドラマやアニメだけの話かな?
- 相手を活かして自分も生きる←これが一番いい方法です。
「相手を活かして自分も生きる」これはビジネスの世界ではWin-Winと言ったりします。winは英語で「勝つ」。相手も勝ち、己も勝つ。
四字熟語の「自利利他」から来ているようですね。自分の利(幸せ)=他人の利(幸せ)という意味です。
自利利他の心構えでいけば、人生案外うまくいきます。上の記事はこの四字熟語から全部出てきています。
一時期は大変な時があったとしても、幸せな人生行路を歩めると思いますよ。
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